よくある質問(FAQ)

本ページではクレーン作業安全支援システムのよくある質問と回答をご紹介いたします。

よくある質問(FAQ)

利用条件

システムのレンタルは全国で利用できますか?
はい、日本全国に対応しております。
導入事例をご覧ください。
システムの購入はできますか?
レンタルのみのご提供となります。
どのタイプのクレーンに対応していますか?
以下の2種類のカメラがあり、それぞれ対応するクレーンが異なります。
・ステレオカメラ(有線タイプ):ジブの伸縮がないクレーン(例:クローラクレーン)
・単眼カメラ(無線タイプ):クレーン全般(例:ラフテレーンクレーン、クローラクレーン)
システムに使用するカメラの仕様を教えてください。
有線タイプと無線タイプの2種類のカメラをご用意しております。
詳細はシステム紹介資料またはNETIS新技術紹介ページをご確認ください。
タワークレーンのように地上からの高さが数百メートルあるものにも対応できますか?
対応可能な距離(ワーキングディスタンス=10〜50m)でのご使用であれば、タワークレーンでもご利用いただけます。
設置環境に制限はありますか?
目視で作業できる程度の明るさが必要です。
また、霧など視界が悪い状況では認識が難しい場合がございます。
システムの使用にあたり、特別なトレーニングは必要ですか?
特別なトレーニングや資格は不要です。
設置時に使い方をご説明し、Webアプリ用のマニュアルもご用意しております。
使用開始前に特別なインストール作業は必要ですか?
すべて弊社および協力会社にて対応いたしますので、お客様による作業は不要です。
導入までの流れを教えてください。
システム紹介資料をご確認ください。
短期間(1週間など)のみの利用はできますか?
短期間のご利用も可能ですが、危険検知をするためのAI学習(通常2週間程度必要)を伴わないため認識率が落ちる可能性がございます。

費用・契約

システム導入にかかる費用を教えてください。
・初期費用:¥550,000(税抜)
・月額使用料:¥200,000(税抜)
・設置・撤去に伴う出張費は別途発生いたします(地域により変動)
詳細なお見積りをご希望の方は下記よりお問合せください。
クレーン作業安全支援システムお問い合わせ
レンタル費用は日割りですか、月極ですか?
月極でのご請求となります。
・月額使用料:¥200,000(税抜)
その他かかる費用として、
・初期費用:¥550,000(税抜)
・設置・撤去に伴う出張費は別途発生いたします(地域により変動)
詳細なお見積りをご希望の方は下記よりお問合せください。
クレーン作業安全支援システムお問い合わせ
レンタル中に現場を一時中断する場合、料金はどうなりますか?
中断期間も契約月内であれば月額使用料が発生いたします。
長期中断の場合は個別にご相談ください。
見積書を依頼するにはどうすればよいですか?
お問い合わせからご依頼をお願いいたします。見積用のチェックリストをお送りいたします。
クレーン作業安全支援システムお問い合わせ
オプションのサービスはありますか?
はい、「作業安全管理システム(通称:通報ブルブル)」をご用意しております。
詳細はシステム紹介資料をご確認ください。
オプションサービスの費用を教えてください。
オプション費用については弊社担当までお問合せください。
レンタルに必要な手続きや書類はありますか?
設置前に注文書の発行と、利用規約への同意書へのご署名をお願いしております。
レンタル期間の延長はできますか?
はい、延長をご希望の場合は弊社担当までご連絡ください。
代理店を通じて契約することはできますか?
可能です。弊社代理店として株式会社ソーキ様をご紹介しております。

設置・運用

クレーンへの設置・撤去は自分たちで行う必要がありますか?
カメラの設置・撤去は原則、弊社または協力会社にて対応いたします。
システムの設置および撤去にはどれくらいの時間がかかりますか?
設置・撤去にかかる時間は現場の状況により異なりますが、通常は半日程度を想定しております。
土日祝日の設置・撤去にも対応していますか?
設置・撤去作業は平日のみとなり、土日祝日には対応しておりません。
システムの設置スペースはどの程度必要ですか?
クレーンのブーム先端に20cm×20cm程度のスペースが必要です。
また、オペ室に処理ボックス・表示灯・モニターを設置するためのスペースも必要です。
設置時には、事前に写真等でスペース有無や取付箇所を確認させていただきます。
カメラはどのようにクレーンに取付けますか?
弊社で保有しているカメラ取付用の金具を使用して取付けをいたします。
ただし、車両によっては穴あけまたは固定用ベースの溶接をする場合がございます。
溶接作業はお客様にてお手配いただきます。
設置に必要な情報や写真は何を準備すればいいですか?
カメラ設置部(ブーム先端)の写真…カメラの取付可否、取付方法の確認のため。
オペレーター室内の写真…モニタ、処理BOXの設置スペース有無の確認のため。
電源はどこから取りますか?電源電圧は?
クレーンのシガーソケット(DC24V対応)から取得をいたします。
システム全体の消費電力はどの程度ですか?
有線タイプ、無線タイプともに約5.5Aです。
オプションの通報ブルブルを使用する場合、約6.0Aとなります。
無線タイプのカメラのバッテリーはどのくらい持ちますか?
使用環境にもよりますが、連続稼働で10時間程度となり、充電時間は3~5時間です。
予備バッテリーも付属しております。
すでに別のカメラがクレーンについていますが、併用できますか?
既存のカメラと一緒に使うことは可能ですが、オペレーター室内で電源(シガープラグ)や設置場所を取り合う形になることがあるため、事前に弊社までご相談をお願いいたします。
オペレーター室内のモニターはどのように固定しますか?
基本はマグネットで固定しますが、オペレーター室の状況に応じてご相談となります。
システムの操作マニュアルはありますか?
マニュアルはございませんが、設置時に使用方法をご説明いたします。
使用中に問題が発生した場合、どうすればいいですか?
弊社担当までご連絡いただければ迅速に対応いたします。
また不具合発生時には代替機の手配も可能です。
レンタル期間終了後のカメラの返却はどのように行いますか?
撤去作業は弊社または協力会社が対応いたしますので、お客様による返却作業は不要です。
どこの通信会社のSIMカードを使用していますか?
ドコモの回線を使用しています。
システムを別のクレーンで使い回すことは可能ですか?
移設は可能ですが、再設置・再学習が必要となり、その際に再度費用が発生いたします。
ただし、移設前までのデータ利用が可能なため移設後の作業内容・ご要望により費用のご相談が可能です。
作業内容(吊荷)が変わってもそのまま使うことができますか?
作業内容(吊荷)が変わる場合は再度学習が必要です。

危険検知・通知

どの程度の高さまで危険検知ができますか?
カメラから地面まで10~50m(ワーキングディスタンス)となります。
危険検知範囲を教えてください。
地面からカメラまでの距離や、使用するカメラ(有線ステレオ/無線単眼)により異なります。
詳細はシステム紹介資料をご確認ください。
「注意」・「危険」の条件設定を教えてください
注意:「フックと作業者が3m以内に接近」
危険:「フックと作業者が3m以内に接近」かつ「吊荷作業中のフックの高さが5m以上」
ただし、3m、5m等の設定は変更可能です。システム設置後の変更も可能です。変更には1日頂いております。
検知条件・範囲の設定は変更ができますか?
お客様のご要望に応じて変更可能です。
表示灯での注意・危険通知はどのように行われますか?
平常時:無点灯
注意時:黄色点灯
危険時:赤点灯
起動時:起動確認のため一瞬緑色に点灯
モニター上で注意・危険通知はどのように行われますか?
モニタ上には「平常」と表示/認識枠は緑色
注意時:モニタ上には「注意」と表示/認識枠は黄色
危険時:モニタ上には「危険」と表示/認識枠は赤色
ブザーによる通知はできますか?
オプションの通報ブルブルを利用する場合、表示灯側面にあるレバーで通報ブルブルの使用 または 表示灯本体のブザーによるオペレーターへの通知が可能です。
ただし、両機能の併用は出来ません。
親フック、子フック両方ある場合、2つのフックの検知はできますか?
親フック、子フックそれぞれに対して最低3時間程度の学習データがあれば、両方の認識が可能です。
カメラの画角に親フックと子フックどちらも映ったときはどちらを見るようになっていますか?
カメラ画角の中心に近い方を優先して認識いたします。
検知する吊荷に制限はありますか?
カメラの画角に収まるものであれば認識可能ですが、鉄筋のような極端に細長い物体は不得意な傾向がございます。
また、複数の束で吊る場合と、1本、2本など少数で吊る場合だと、形状が大きく異なるため認識率が落ちる可能性がございます。
吊荷の真下に入った人間も検知できますか?
吊荷真下に人が入った場合は人が吊荷に隠れるため検知できませんが、その前段階で検知が可能です。
設置と同時に危険検知ができるようになりますか?
危険検知を行うためにはAI学習(辞書作成)に約2週間を要します。学習完了後に危険検知が可能になります。
また、AI学習のため、3時間以上の学習対象の画像データの取得が必要です。
AI学習期間が2週間を超えることはありますか?
危険通知をさせたい吊り荷作業時間が少ない場合、学習対象の画像データが不足し、2週間で学習が完了しない可能性がございます。
最低3時間分の画像取得が必要です。
AI学習が終わって検知できるようになったときには、通知はありますか?
学習完了後、弊社または代理店より検知開始のご連絡を差し上げます。
AI学習完了後に新たに認識するものを追加することはできますか?
追加学習は可能ですが、費用が別途発生いたします。

WEBアプリ

WEBアプリでどんなことができますか?
クレーン作業安全支援システムにより抽出された各現場の危険シーン、および作業シーンを振り返ることが可能です。
さらに、各シーンについて、ブックマーク、メモ機能などで管理、活用して頂くことで現場の安全教育、安全作業を支援いたします。
WEBアプリはスマートフォンやタブレットからでも使えますか?
WEBアプリはスマートフォンやタブレットなどWebブラウザが使える機器であればどちらでもご利用いただけます。
遠隔で複数の人がWEBアプリを見る場合はIDはひとつですか?
1現場につき専用のアカウント(ID・パスワード)を1つ発行します。
複数名でのログインも可能です。
WEBアプリにはどのようにデータがアップロードされますか?動画の保管期限は?
カメラを設置した車両のエンジンをかけるとクレーン作業安全支援システムも自動的に機動します。
随時10分間の画像データをクラウド上にアップロードし、保管期間は1か月です。
残したい動画はロックして保持することが可能です。
リアルタイムで映像の確認はできますか?
WEBアプリではリアルタイムの映像確認はできません。
動画のダウンロードはできますか?
可能です。ダウンロード動画は、枠あり/枠無しを選ぶことができます。
システム取外し後はWEBアプリは閲覧できないのでしょうか?
撤去月の翌月末まで閲覧が可能です。

オプション(通報ブルブル)

作業員に通知はどう行われますか?
危険を検知すると、システムに接続された送信機(オペレーター室に設置)から受信機(ヘルメットに巻き付け)に信号を送り、作業員の受信機が振動と警告音で通知いたします。
接続台数に制限はありますか?
接続台数に制限はございません。
お客様のご要望に応じて台数を自由に設定いただけます。
特定の作業員だけに通知は可能ですか?
ヘルメット型受信機を装着している全作業員に通知される仕様です。限定はできません。
危険シーンにいる作業者が気づかない可能性を考え、作業現場全体で危険をケアするというコンセプトのためです。