2025年12月18日

CES2026展示内容のご紹介

株式会社オプトルは、2026年1月6日から9日まで米国ネバダ州ラスベガスで開催される「CES 2026」に出展いたします。
本出展では、当社の環境方針に基づく取り組みとして、自動車向け光学デバイスの小型化・省資源化に貢献するメタレンズ技術を紹介します。

■開催概要
名称 CES2026
会期 2026年1月6日(火)~1月9日(金)
会場 #6679 LVCC West Hall Vehicle Tech & Advanced Mobility
CES 2026公式サイト:https://www.ces.tech/

展示内容

1.メタIRカメラ

ドライバーモニターシステム(DMS)向けに需要が高まるIRカメラを、メタレンズ1枚で構成したモデルを展示します。
従来の複数枚レンズ構成に比べ、小型化・軽量化・環境負荷低減に寄与する次世代光学モジュールです。

2.メタ小型プロジェクター

レーザー光源とメタレンズを組み合わせた超小型プロジェクターです。
複数パターンを切り替えて投影でき、自動車のドアミラーに内蔵した形で展示します。新たな表示手法としての可能性を紹介します。

3.メタレンズ構造モデル

弊社独自の微細加工技術により形成されるメタレンズ構造を約2,000倍に拡大したモデルを展示します。
普段は顕微鏡でしか見られないメタアトム構造を立体的にご覧いただけるため、メタレンズの動作原理をより深く理解いただけます。

環境負荷低減に向けたメタレンズ技術の取り組み

オプトルは、光学技術による環境負荷低減を重要な使命としています。従来のガラスレンズで使用するレンズ材料は屈折率制御のために複数のレアアース材料を必要としますが、メタレンズはナノ構造(メタアトム)の配列で光を制御するため、材料にレアアースを使用せず、レアアースへの依存を大幅に低減できます。

オプトルは、メタレンズ技術の普及を通じて、持続可能な光学デバイスの開発を推進し、誰もが安心して豊かに暮らせる「幸せな地球」の実現に貢献してまいります。